Thinkpad X60でLinux(FC6→FC7)

FC6のレポジトリだとFirefoxのバージョンが1.5までだったので、Fedora Coreのアップグレードを行った。

まずはコアの部分のインストールを行う。

$ ftp ftp.riken.go.jp
> cd Linux/fedora/releases/7/Fedora/x86_64/os/Fedora/
> mget fedora-release-7-3.noarch.rpm 
> mget fedora-release-notes-7.0.0-1.noarch.rpm
> bye
$ rpm -Uvh fedora-release-*

ここですでにyumレポジトリのターゲットがFC7用に切り替わるので、以下のコマンドでkernelも含めてアップデートを掛ける。

$ yum clean all
$ yum update 

いくつかのパッケージに競合が発生したので以下のコマンド等で削除を行った。kernelも競合のひとつに入っていたので、ややビビったがそこは男らしくkernelも一旦削除。オンメモリで動作しているので特に挙動的には問題は発生せず。

$ yum delete *madwifi* などなど

いくつかのパッケージに付属するconfファイルは新しいパッケージに置き換えられるため
rpmnew/rpmsaveファイルが新たにできる。

  1. rpmnew 新しいconfファイル
  2. rpmsave 古いconfファイル

このあたりはひとつずつdiffをとりながら置き換えていく。

madwifiはもともとrpmファイルでインストールを行っていたが、結局動きも激しいのでsvnでチェックアウトしmakeでインストールすることにした。

$ cd /usr/src
$ svn checkout http://svn.madwifi.org/trunk madwifi
$ cd madwifi
$ make
$ make install

再起動してみた。X-windowの起動は確認できたがなぜかkterm画面だったので、調査してみるとgnome-sessionがインストールされていなかった。

$ yum install gnome-session*

でFC7へのアップグレードは完了。全体で約3時間ぐらいの作業でした。